2017年5月9日

70.開き直れば波動は上がる


前稿の続きですが、当然、ポジティブに開き直ります。

キーワードは 「今楽しい!が好き!」


その前提条件がいくつかあります。

同次元や異次元の存在とその構造などを考える時、どうしても自分の外側という感覚でフォーカスしてしまいます。

それは刷り込まれた常識としての知識や仕組まれたカオスの中で、身を守るために得た感覚です。

例えば、損得を基準に自分より強い弱い、自分より上、下を感覚的に判断している場合があります。

自分より下だと判断した相手を軽視したり、上を見て若干でも怖れたり憧れたりしたことはありませんか?

これは、自分の身を守ろうとする「左脳」が植え付けた概念からくるもので、いいとか悪いとかを論ずるのは的外れです。

ただ、この感覚を維持したまま、内側の真実を求め、いくら思考を巡らせても、悲しいかなリバウンドは続きます。

この種の感覚は、刷り込まれた概念的なデータをもとに「左脳」が演算した結果ですから、それに「感情」が反応している状態は、真の自分ではないと判断できます。

これを個性と捉える考えもありますが、真の個性は、刷り込まれた概念を取り除いた、もっと深いところにあるようです。

日常的には今までの「思考」と「感情」の反応の繰り返しがほとんどですから、これを自分だと思い込んでしまいます。

まずここを払拭しなければ先へは進みません。

「感情野」は受動体ですから、実質的に自分を左右しているのは「左脳」ということになります。

それが分かっているにも関わらず、思い通りに思考して、思い通りの感情にはならないことがあります。

その状態で楽しい世界を具現化するには、難しいものがありそうです。

原因は「左脳」さんなのに。^ー^

そういえば 「右脳」さんはどこに行ったんでしょうか?

そうですね、「左脳」が四六時中やかましいので、「右脳」が出てくる場面がありません。

私の場合、会社に行くとたちまち「左脳」がやかましくなります。

あまり長いあいだ「左脳」のおしゃべりに気付かないでいると、元のいい状態に戻れなくなってしまいます。

「左脳」が「恐れ」を基盤に創り出す世界は、勝ち負けや損得など、複雑でめんどくさいことが多く起こります。

ときに、ジレンマが生じます。

そこから感情が不本意な反応を示しだします。


私はここで開き直ります。

口には出しませんが「あ~~めんどくさい!」 「見たくない聞きたくない」 「いやなものはいや」 「あっ我慢してる」 って、思ったときです。^ー^


ここから、開き直りの手順があります。

まず第一声、できれば微笑みながら、

「今楽しい!~が好き!」

で始まります。

次に、

ほんとうは、在ると感じている自分の体もこの世界も、絶対的にこの「全ては意識の内側にある!」と、無理やり「断定」していまいます。

そして、今まで間接的に入手した全ての情報は、発信者のフィルターや、自分の常識や概念のフィルターまで掛かっているという自覚を前提に。

今までに体験以外で得た情報は「全て信用に価いしない!」

自分にも、

その信用に価しない情報で構築された自分の信念や概念からくる「執着などは初めから無いに等しい!」として、全ての概念を捨てしまいます。

とりあえず、捨てたつもりになってみます。

他人からも自分からも否定や暴力のない、安全で平穏な感覚を自分の中に広げてゆきます。

上手にやれば、面白くないはずの作業や勉強の中にもワクワクがやって来たりします。

嫌いだった人を好きにもなりますよ。^ー^

あくまでもつもりですから、全てを失う不安感はありません。

そして最後に、

自分の現実を、もう一度創り直すことにします!!!」

と、心の中で強く宣言します。

10~20秒ほど、放心状態、体の動きと思考を止めます。

ただじっとして、しゃべらないだけですから、そばに人がいても気にすることはありません。

エックハルト・トールが公演中によくやっています。

同時に肩の力を抜いて、呼吸と共に古いエネルギー(気)を吐き出します。

次に新しいエネルギーを吸い込みます。

バカバカしくて、虚しい感じになる人は、やめておきましょうね。

そうでなければ必ず、いい感じの自分に気付いているはずです。^-^



そして、ネガティブの原因が「期待」や「執着」にあったことに再度気付くはずです。

また、左脳のおしゃべりにも気付くのが速くなります。

おしゃべりに気付くと、ネガティブな波動は軽くなり、結果的に波動は上がっています。

思考や自我ではない、中庸中立なもうひとりの自分/真我に気付くはずですから、それが証明になります。

慣れてくると、一分以内で出来てしまいます。

いやいやの行動や仕事は、自分や家族、社会にとってもいいことにはなりません。


こうやって開き直ることでも、好ましいシンクロが起こり始めます。





続きます。